パソコンを壊さないように使う方法

2025年末からAI需要により、メモリやSSD(ソリッドステートドライブ)といった部品の値上がりが始まり、最安値から現在5倍以上になっている物などがあります。

メモリやSSDといったパソコンを動かすために必須な部品が高くなるにつれて、パソコン本体やスマートフォンが値上がり傾向となっています。
この傾向はしばらく続くとみられていて、購入するなら早めに買う、購入する必要がないならしばらく待った方がいいというような状況です。

そこで、なるべくパソコンが壊れないように使うポイントをお伝えいたします。

設置、使用場所に気を付ける(デスクトップパソコン・ノートパソコン共通のポイント)

パソコンは各部品で電力を消費して様々な計算や処理を行っています。
部品が高性能になるほど、消費する電力が大きくなり発熱量も多くなります。
パソコン内部にある冷却用ファンで内部の部品が熱くなりすぎないように動いていますが、吸気・排気が上手く出来ない状態になると廃熱効率が悪くなって高熱になってしまいます。
そこで
・直射日光が当たらない場所(太陽光により熱くなる可能性があります)
・暖房器具からは離す(熱が溜まって熱くなる可能性があります)
・密閉されていない空気が循環される場所(熱が溜まって熱くなる可能性があります)
・湿度が高くない場所(結露が起こってパソコン内部の部品がショートします)
・寒すぎない場所、熱すぎない場所で使う(パソコンはほとんどが室温0°C~35°Cでの使用が推奨されています)
・急激な温度変化をさせないようにする(1時間で10℃以内の変化が望ましいです)
・デスクトップパソコンは壁や地面から10cm離して置く(給気口や排気口を塞がないのと、床に直置きしないことで埃を吸い込みにくくします)
・ノートパソコンは柔らかい所に置いて使わない(下部にある給気口が塞がれて熱が溜まりやすくなります)

飲み物に注意する(デスクトップパソコン・ノートパソコン共通のポイント)

パソコンの故障原因のに多いのが液体と言われています。
糖分、塩分、アルコール、酸性などパソコン内部の基盤に致命傷を与える飲み物が多く、事故を防ぐ対策が必要です。
ノートパソコンならスタンドなどを使って数cm浮かして液体が流れ込みにくくしたり、遠ざけたり蓋つきのタンブラーやボトルにしたり、パソコンより低い所を定位置にするなどしましょう。

また、万が一こぼしてしまった場合はすぐに電源を切り、ケーブル類をすべて抜きます。(バッテリーも外せる場合は外します。)
タオル等で表面側の水分をふき取り、24時間以上乾燥させます。(ノートパソコンはキーボード面を下向きにします。)
ドライヤーなどでは熱や強風で壊れる可能性がある為、使わないようにしてください。

使用しない時は休ませる(デスクトップパソコン・ノートパソコン共通のポイント)

パソコンの部品はサーバー用など特殊な場合を除いて1日8時間程度を想定して作られていることが多いです。
パソコンを使用しない時間があれば、スリープやシャットダウンを行ってパソコンを休ませるようにします。
ちなみに使用しない時間が90分未満であればスリープ、90分以上の場合はシャットダウンが目安となります。

キーボードやスイッチ類の上に物を置かない(デスクトップパソコン・ノートパソコン共通のポイント)

キーボードの上に荷物を置いたりしていると、キーが外れたり誤動作を起こしやすくなります。
また、シャーペンの芯など電気を通す欠片が機械の中に入り込んでしまうとショートして壊れる可能性があります。
ノートパソコンの場合はキーボード内部がパソコン内部と繋がっているためより注意が必要です。

電源を安定させる(デスクトップパソコンのポイント)

デスクトップパソコンは比較的電気の使用量が大きい傾向があります。
たこ足配線を避け、なるべく壁のコンセントから直接使用する。
消費電力の大きい家電(ドライヤーやヒーター等)と同じタップで使わない、可能ならUPS(無停電電源装置)を使って電力不足を防ぐ必要があります。
家庭の電源では、別の部屋でも消費電力の大きい家電を使うと一瞬電圧や電力が下がることがあるため注意が必要です。

蓋(液晶)の開け閉めは中央部分を持ってまっすぐ開け閉めする(ノートパソコンのポイント)

ノートパソコンは持ち運びのため、ヒンジ(蝶番)によって蓋(液晶)部分を閉じれるようになっています。
中央部分を持たず端の部分を持って開け閉めした場合は斜め方向の力が発生して、液晶やヒンジ部分が壊れてしまいます。
また、持ち運びの際も閉じて運ぶようにし、開いたまま端の部分を持つと負荷が偏って壊れやすくなります。

バッテリーを0%や100%の状態にし続けない(ノートパソコンのポイント)

ノートパソコンに必需品のバッテリーですが、バッテリー自体の化学的特性から利用していくと劣化していきます。
高い温度、低い温度などで酷使は良くないのですが、長期間0%や100%状態を維持し続けるような場合もバッテリーにはよくありません。
現在多く使われているリチウムイオンバッテリーはと、100パーセントの状態(満充電)になると内部の電圧が高く、電気抵抗も高い状態になり熱が発生しやすくなり内部的に高い負荷がかかります。
0パーセントの状態(過放電)も、電気がないのに放電しようとして電圧が必要最低限より下回ってしまい、安全装置が働いて充電出来なくなったりしてしまいます。
普段電源接続して使う方用に、ノートパソコンには80%付近で充電を止める機能がついていることが多いので持ち歩かず使う方は設定されるとよいでしょう。

パソコンを壊さないように使うポイントですが、調べていくと結構ありました。
一つ一つは難しくないようなことだったり、一度場所等を決めてしまえばあまり気にしなくて良いことが多いです。
これらをすれば必ず壊れないわけではないですが、不慮の故障を防ぐためにも出来る範囲で壊れないように使っていけたらと思います。

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山本